ボイストレーニング初心者が知っておくべき7つのこと【上達への近道】

ボイトレ知識

「歌がうまくなりたい!」そう思ってボイストレーニングを始めたものの、「何から手をつければいいの?」「本当にこれで合ってる?」と悩んでいませんか?

独学でもスクールに通っていても、初心者がつまずきやすいポイントはいくつかあります。でも大丈夫!これからご紹介する7つのポイントを意識するだけで、あなたのボイストレーニングはグッと効果的になりますよ。


1. 焦らない!「継続」こそが力になる

ボイストレーニングは筋トレと同じです。たった数日で劇的な変化は期待できません。大切なのは、毎日少しずつでも続けること。

  • 毎日15〜30分でOK:無理に長時間やる必要はありません。毎日少しずつでも継続することで、声帯周りの筋肉が少しずつ鍛えられ、正しい発声が身についていきます。
  • 変化を楽しむ心:昨日の自分より今日の自分、1週間前の自分より今の自分。ほんの小さな成長でも「声が出しやすくなったな」「音程が安定してきたかも」といった変化を見つけて楽しむことが、モチベーション維持につながります。

2. まずは「腹式呼吸」をマスターしよう

ボイストレーニングの基本中の基本が腹式呼吸です。これができていないと、声が安定しなかったり、すぐに喉が疲れてしまったりします。

  • 姿勢を正す:背筋を伸ばし、肩の力を抜いて立ちましょう。座って行う場合は、椅子に深く腰掛け、骨盤を立てるイメージです。
  • お腹を意識する:息を吸うときにお腹が膨らみ、吐くときにへこむのを確認しましょう。最初は仰向けになってお腹の上に手を置き、動きを確認する練習が効果的です。
  • 焦って吸い込まない:たくさん息を吸おうとすると、肩が上がってしまいがちです。リラックスして自然に息を吸うことを心がけてください。

3. 基礎練習を軽視しない

「早く歌を練習したい!」と思うかもしれませんが、基礎練習こそが上達への一番の近道です。
上記の腹式呼吸と共に、リズム、音程に対する理解も深めましょう。

  • スケール練習:音階をドレミファソラシド〜と発声する練習です。音程を正確に取るトレーニングになり、音域を広げる効果も期待できます。
  • クリック練習:メトロノームやリズムマシンをつかって一定のテンポ(リズム)に合わせて歌唱したり楽器を演奏する練習方法です。

4. 自分に合った「キー」を見つける

好きなアーティストの曲を歌いたい気持ちはわかりますが、最初は無理のないキーで練習することが重要です。

  • 低い声から試す:まずは自分の自然な声の高さ(地声)で楽に出せる音域を確認しましょう。
  • 半音ずつ変えてみる:カラオケなどでは、半音ずつキーを上げてみて、どこから苦しくなるかを探してみましょう。無理に高い声を出そうとせず、気持ちよく歌えるキーで練習を重ねることで、少しずつ音域は広がっていきます。

5. 録音して自分の声を客観的に聞く

自分の声を録音して聞くのは、最初は恥ずかしく感じるかもしれません。でも、これは上達のために非常に重要なステップです。

  • スマホの録音機能でOK:特別な機材は必要ありません。スマホのボイスレコーダーで十分です。
  • 「こんな声なんだ!」という発見:自分が聞いている声と、他人が聞いている声は違います。録音することで、初めて自分の声の癖や、音程のズレに気づくことができます。

6. 喉のケアを怠らない

声帯はデリケートな器官です。トレーニングを頑張りすぎたり、ケアを怠ると、喉を痛めてしまうことがあります。

  • 水分補給をこまめに:トレーニング中は特に、こまめに水を飲みましょう。常温の水がおすすめです。
  • 無理はしない:喉に少しでも痛みや違和感を感じたら、すぐに練習を中断しましょう。休むことも大切なトレーニングです。

7. 楽しむ心を忘れない

ボイストレーニングで一番大切なのは、歌うことを心から楽しむ気持ちです。

「これをやらなきゃ」と義務感に駆られてしまうと、かえってストレスになり、上達が遠のいてしまいます。

「今日はこの曲を歌いたいな」「このフレーズをかっこよく歌えるようになりたいな」という純粋な好奇心を忘れずに、あなたのペースでボイストレーニングを続けていきましょう。


ボイストレーニングは、正しい方法で継続すれば誰でも必ず上達します。今回ご紹介した7つのポイントを参考に、あなただけの素敵な歌声を手に入れてくださいね。